安全に最大限の注意を払いつつ、鎮静剤を適量使用し、丁寧に内視鏡操作を行い、適切な声かえ・配慮を行うことにより、安全かつ苦痛の少ない内視鏡を実現します。鎮静剤を使用することにより、患者さんがつらい思いが少なくなるだけではなく、検査中に胃の中の観察がしやすくなるメリットもあります。検査後1時間程度、リクライニングチェアーで休んでいただき帰宅していただいております。

患者さんに必要以上の負担をかけない為にも検査時間は短い方が理想ですが、同時に見逃しがないように観察する必要もあります。

両方のバランスを考慮した内視鏡検査を行います。5分以内にNBI観察や拡大観察、色素撒布など併用し、見逃しが少ない検査を心掛けます。

鎮静剤を使用されない場合でも当院では、直径は5.4㎜とかなり細い内視鏡による検査が可能で、苦痛を出来る限り少なくにした検査をうけることができます。

当院では必要に応じて最新の拡大内視鏡やNBI観察を用いて、正確な診断を行っていきます。

拡大内視鏡により、癌の疑いのある病変を100倍まで拡大して観察することができます。またNBI観察という青い光を当て、組織の構造を詳細に観察することで、診断能力をさらに高めます。

問診・診察

医師からの問診、診察があります。

現在心配となっている症状や過去の検査歴などをお聞きします。

いつからどんな症状があるか、過去や現在の病気の有無・薬の内服の有無、

家族歴の有無、薬剤アレルギー等をお聞きすることがあります。

検査日の決定、スタッフから検査当日の食事、内服等の説明

検査前日

夕食は午後8時頃までに、消化の良いものを少なめに済ませて、

早めの就寝を心がけてください。

検査当日

指定の時刻にご来院ください。

受付後、お荷物をロッカーにいれていただき、

内視鏡用リクライニングチェアーで順番をお待ちください。

検査前

胃の中の泡を消す液体を飲んでいただき、喉に麻酔のスプレーをします。

鎮痛・鎮静剤の注射を行うと少しずつ眠くなっていき、徐々にウトウトした状態になっていきます。

検査開始

口にマウスピースをはめた状態で検査を開始します。

検査時間は5～10分程で終了します。

検査終了

検査終了後は、1時間程度ほど内視鏡用リクライニングチェアーでお休みしていただきます。

検査結果説明

検査結果について内視鏡画像を見ながら、説明を行います。 

疑問や不安なことがありましたら、遠慮なく担当医にお尋ねください。 

検査結果を理解し、患者さまが安心できましたら検査は終了です。

お疲れ様でした。